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『没後150年 歌川国芳展 』

森アーツセンターギャラリーにて、2012年2月12日(日)まで。幕末の奇才浮世絵師(公式サイトより)、歌川国芳の作品を集めた展示会です。その技術もさることながら、構図やアイデアの独創性・大胆さに驚かされます。あらゆるジャンルの絵を手掛けている内、武者絵のような力の入りまくったものも素晴らしいんですが、個人的には戯画などの力の抜けた(?)絵をより面白く感じました。中でも「里すずめねぐらの仮宿」なる作品は擬人化された雀たちがなんとも可愛くて、思わずほっこり。でもこれ、頭だけ雀で手は人間の手なのです。そこのところをよくよく見るとちょっと不気味でもあったり(笑