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『クルセイダーズ』を

レンタルで観ました。十字軍を舞台にしたドラマです。

固い友情で結ばれた三人の主人公が十字軍に加わって聖地エルサレムを目指すのですが、次第に三者三様、それぞれが自分の道を探し求めるようになってゆき、遂には互いに反目する事態にさえ至ります。それだけだったら別にありがちな話なのですけれども、この物語では善悪や正誤といった別け方ではなく、各々が確固とした自分の信念に基づいて行動しており、またその様子がしっかり描かれているので見ていて何ともやるせない心持ちにさせられます。重厚な作りと先の読めない展開で大変観ごたえがありました。実は資料になるかな~くらいのつもりで借りたんですが、ちょっと得した気分です。