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『タイムライン』を

観ました。考古学者が14世紀にタイムスリップしたはいいものの向かった先で捕まってしまいさあ大変、息子と助手達が救出に向かうが・・・てなお話。

導入部分と途中にちょこちょこ現代のシーンが出てきますが、ほぼ全編にわたって中世を舞台としたドタバタ劇が繰り広げられます。M・クライトンの原作は知らないのですけど、お話そのものはまあ随分と馬鹿馬鹿しい内容です。とは言え、その点を割り切って観る分にはテンポも良くて充分楽しめました。

とりわけ中世コスチュームものとしては見所満載です。百年戦争最中のフランスが舞台ですので、英仏の兵士をはじめ投石器やら何やらがもうわんさか出てきます。甲冑や衣装についても当時のスタイルにかなり忠実にデザインされているようですし、そういうのが好きな人にとっては観て損の無い作品と言えるでしょう。