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『図説 アーサー王伝説物語』

図説 アーサー王伝説物語

古本屋で安く売っていたので購入。収録されているエピソードは割と有名なものが中心ですが、それぞれの出典や出典元ごとの相違・変遷、エピソードが形成された背景や意図などについて詳しく解説されており、読み応えのあるものでした。

ラッカム、アラン・リーをはじめとして、絵画やイラストが豊富に収録されているのも魅力です。むしろ購入時のお目当てはこちらだったり(笑

図説 アーサー王伝説物語
デイヴィッド・ケイ著:山本史郎訳
原書房

以下、気になった画家達をメモ。

ウィリアム・ハザレル(William Hatherell)
柔らかいタッチの絵。油絵のようなガッシュのような。凄く好きなタイプっぽい。
ウィリアム・ラッセル・フリント
前から気にになっているんですが、日本語の情報が・・・ラッカムとアラン・リーの間みたいな、乱暴な例えながらそんな感じ。
ハーバート・コール(Herbert Cole)
ラッカム系・・・というよりむしろデュラック系?小さい絵1枚だけなので何とも。
ジョン・マルカスター・キャリック
非常に精緻な絵。空なんかは水彩っぽくも見えるけど、何で描いてるんだか。