2006/07/01 Saturday
古本屋で安く売っていたので購入。収録されているエピソードは割と有名なものが中心ですが、それぞれの出典や出典元ごとの相違・変遷、エピソードが形成された背景や意図などについて詳しく解説されており、読み応えのあるものでした。
ラッカム、アラン・リーをはじめとして、絵画やイラストが豊富に収録されているのも魅力です。むしろ購入時のお目当てはこちらだったり(笑
- 図説 アーサー王伝説物語
- デイヴィッド・ケイ著:山本史郎訳
- 原書房
以下、気になった画家達をメモ。
- ウィリアム・ハザレル(William Hatherell)
- 柔らかいタッチの絵。油絵のようなガッシュのような。凄く好きなタイプっぽい。
- ウィリアム・ラッセル・フリント
- 前から気にになっているんですが、日本語の情報が・・・ラッカムとアラン・リーの間みたいな、乱暴な例えながらそんな感じ。
- ハーバート・コール(Herbert Cole)
- ラッカム系・・・というよりむしろデュラック系?小さい絵1枚だけなので何とも。
- ジョン・マルカスター・キャリック
- 非常に精緻な絵。空なんかは水彩っぽくも見えるけど、何で描いてるんだか。