2009/03/12 Thursday
ナルニア国ものがたりの第3作。ずばり冒険といった趣で、わくわくするのと同時にまた、とても美しい物語だと思います。中でもリーピチープというネズミの騎士、大変魅力的なキャラクターです。ドンキホーテじゃありませんが、騎士道というやつは異なる価値観の元では滑稽でもあり・・・どこか哀れをもよおすところもあり。それをネズミが真剣そのものでやっているのですから尚の事です。ルイスはどういう気持ちでこの騎士を創り出したのでしょう。。
- 『朝びらき丸東の海へ ナルニア国ものがたり (3)』
- C.S.ルイス著/瀬田貞二訳
- 岩波書店