Home/Blog/

『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』

0090217.jpg

2005年、アンドリュー・アダムソン監督。Amazonの点数など見ると評価は今ひとつなのかな?それだけ原作に思い入れのある方が多いのかもしれませんね。

個人的にはとても良く映像化されていると思いました。序盤の洋服ダンスの場面の処理などは感心しましたし、ストーリー的にも省くところはざっくり省きつつ上手くまとめている。ただし冒頭、爆撃シーンやら何やらはちょっとダラダラしている気がしました。

子供たちは最初あんまり可愛くないなあなどと思っていたんですが(^^;、徐々に役に馴染んでいくような感じがあって、これはこれでいいのかなと。クリーチャー等のCGもよく出来ていたと思います。特にアスランが安っぽくなってないのは良かったですね。クライマックスの合戦シーン、色んな地域・時代の甲冑が割と節操無く取り込まれています。甲冑スキーとしては面白かったのでOK(笑)。それから意地でも血を見せないという姿勢、時に凄く不自然だったりもするんですけど、良し悪しは別としてその徹底振りには感心しました。

イラストは原作で一番好きというか、印象的だった場面です。