2006/07/16 Sunday
原題は「MERLIN」。1998年、スティーヴ・バロン監督。
原題の通り、魔法使いマーリンが主人公のお話です。エクスカリバーは出るには出ますが、せいぜいが話のアクセント程度、アーサーも重要人物でこそあれ、あくまで脇役。半人半妖のマーリンが人間達に希望を託して云々・・・てな感じでしょうか。色々なエピソードを取り込み、全体としてはオリジナル色の強いストーリーです。
この作品、結構な豪華キャストらしいのですけど、映像的にはどうもB級臭いというか、「80年代の最先端映像」みたいな雰囲気があります。それはそれで決して嫌いじゃないんですけどね・・・でもドラゴンとか・・・とりあえず『LOR』などとは比べるべくもありません
お話的には好みが分かれそうな内容ですが、私は楽しめました。ラーンスロットのオチには笑ってしまいましたけれども。「ガラハッドかよ!」ご覧になれば解ると思います(笑 それからラストは割と好みでした。ただ最後の最後はちょっと余計だったかな。そのままでもいいじゃない、と。