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レイヤーの合成モード

PhotoshopやPainterには多数のレイヤー合成モードがあります。「これは派手になる」「これは明るくなる」と感覚的なイメージはあるものの、何がどうなっているのか、は全く理解していません。という訳で少し整理してみようと考えました。

書いてある内容はヘルプに載っている事と、私のいい加減な解釈だけです。間違いのご指摘はむしろお願いしたいところですが、文句を言われるのはちょっと困ります(汗

なお、実際自分で使う事のありそうなモードに限定しています。PhotoshopのバージョンはCS、PainterはIXです。


使用した画像

  • 下の画像
  • 合成する画像

自分でもかなり解りづらい気がするが、背景についてはカラーとモノクロの合成、人物はハイライトとシャドウを入れるイメージ。下半分はモノクロにしてある。

乗算

PS乗算

これはまあ基本。

焼き込みカラー

PS焼き込みカラー

「基本色を暗くしてコントラストを強くして、合成色を反映する」基本色は下画像の色、合成色は上の画像の色の事だと思う。乗算より一段と彩度が高くなるというトコか。

Painterでは対応していない。

焼き込み(リニア)

PS焼き込み(リニア)

「基本色を暗くして明るさを落とし、合成色を反映する」こちらは明るさだけ落ちるって事のようだ。

Painterでは対応していない。

スクリーン

PSスクリーン)

「合成色と基本色を反転したカラーを乗算する」?よくわからないが、とりあえず綺麗に明るくなる。

Painterでも同様の効果。

覆い焼きカラー

PS覆い焼きカラー

「基本色を明るくしてコントラストを落とし、合成色を反映する」焼き込みの明るくなる版。

Painterでは対応していない。

覆い焼き(リニア)

PS覆い焼き(リニア)

「基本色を明るくして明るさを増し、合成色を反映する」焼き込み(リニア)の明るくなる版。

Painterでは対応していない。

オーバーレイ

PSオーバーレイ

「基本色に応じて、カラーを乗算またはスクリーンする」よくわからないがPainterでも同じような感じだった。

ソフトライト

  • PSソフトライト
  • Painterソフトライト

合成色が50%グレーより明るい場合は覆い焼き効果、暗い場合は焼き込み効果。・・・のようだが、効果はソフトって事か?右のPainterでは「レイヤーの輝度に合わせてイメージの明るさを変える」

これはPhotoshopとPainterで少し効果が違うようだ。

ハードライト

  • PSハードライト
  • Painterハードライト

合成色が50%グレーより明るい場合はスクリーン効果、暗い場合は乗算効果。右のPainterでも概ね同様の効果となっている模様。

ビビッドライト

PSビビッドライト

合成色が50%グレーより明るい場合は覆い焼き効果、暗い場合は焼き込み効果。

Painterでは無し。

リニアライト

PSリニアライト

合成色が50%グレーより明るい場合は覆い焼き(リニア)、暗い場合は焼き込み(リニア)。

Painterでは無し。

カラー

  • PSカラー
  • Painterカラー

基本色の輝度(明るさ)に、合成色の色相と彩度が適用される。

PhotoshopとPainter間でやりとりしていて、非常に気になったモード。Painterのヘルプには同様の効果のように書かれているのだが。PhotoshopとPainterで輝度と彩度の関係が異なっている所為かもしれない。


以上なんですが・・・うーん、結局はよくわからんて事がわかっただけのような。