2005/10/22 Saturday
PhotoshopやPainterには多数のレイヤー合成モードがあります。「これは派手になる」「これは明るくなる」と感覚的なイメージはあるものの、何がどうなっているのか、は全く理解していません。という訳で少し整理してみようと考えました。
書いてある内容はヘルプに載っている事と、私のいい加減な解釈だけです。間違いのご指摘はむしろお願いしたいところですが、文句を言われるのはちょっと困ります(汗
なお、実際自分で使う事のありそうなモードに限定しています。PhotoshopのバージョンはCS、PainterはIXです。
使用した画像
自分でもかなり解りづらい気がするが、背景についてはカラーとモノクロの合成、人物はハイライトとシャドウを入れるイメージ。下半分はモノクロにしてある。
乗算
これはまあ基本。
焼き込みカラー
「基本色を暗くしてコントラストを強くして、合成色を反映する」基本色は下画像の色、合成色は上の画像の色の事だと思う。乗算より一段と彩度が高くなるというトコか。
Painterでは対応していない。
焼き込み(リニア)
「基本色を暗くして明るさを落とし、合成色を反映する」こちらは明るさだけ落ちるって事のようだ。
Painterでは対応していない。
スクリーン
「合成色と基本色を反転したカラーを乗算する」?よくわからないが、とりあえず綺麗に明るくなる。
Painterでも同様の効果。
覆い焼きカラー
「基本色を明るくしてコントラストを落とし、合成色を反映する」焼き込みの明るくなる版。
Painterでは対応していない。
覆い焼き(リニア)
「基本色を明るくして明るさを増し、合成色を反映する」焼き込み(リニア)の明るくなる版。
Painterでは対応していない。
オーバーレイ
「基本色に応じて、カラーを乗算またはスクリーンする」よくわからないがPainterでも同じような感じだった。
ソフトライト
合成色が50%グレーより明るい場合は覆い焼き効果、暗い場合は焼き込み効果。・・・のようだが、効果はソフトって事か?右のPainterでは「レイヤーの輝度に合わせてイメージの明るさを変える」
これはPhotoshopとPainterで少し効果が違うようだ。
ハードライト
合成色が50%グレーより明るい場合はスクリーン効果、暗い場合は乗算効果。右のPainterでも概ね同様の効果となっている模様。
ビビッドライト
合成色が50%グレーより明るい場合は覆い焼き効果、暗い場合は焼き込み効果。
Painterでは無し。
リニアライト
合成色が50%グレーより明るい場合は覆い焼き(リニア)、暗い場合は焼き込み(リニア)。
Painterでは無し。
カラー
基本色の輝度(明るさ)に、合成色の色相と彩度が適用される。
PhotoshopとPainter間でやりとりしていて、非常に気になったモード。Painterのヘルプには同様の効果のように書かれているのだが。PhotoshopとPainterで輝度と彩度の関係が異なっている所為かもしれない。
以上なんですが・・・うーん、結局はよくわからんて事がわかっただけのような。