Jamie Freel 7
「ジェミーは杯の底に残っていた3滴の雫を娘に飲ませた。 再び話せるようになった彼女が最初に口にしたのは、ジェミーへの感謝の言葉たった。」
7作目。ジェミーの奮闘あって、娘は再び話せるようになります。やがて二人は結ばれ、めでたしめでたし。
- Painter 6
- 2004/09
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「ジェミーは杯の底に残っていた3滴の雫を娘に飲ませた。 再び話せるようになった彼女が最初に口にしたのは、ジェミーへの感謝の言葉たった。」
7作目。ジェミーの奮闘あって、娘は再び話せるようになります。やがて二人は結ばれ、めでたしめでたし。
「『この杯の中身を3滴も飲めば、また聞いたり喋ったり出来るようになるのさ』 妖精の手からその杯を奪うと、ジェミーは一気に突っ走った。」
6作目。再びジェミーは危険を冒して妖精達のもとへ向かい、またしても彼らを出し抜きます。
「娘は薄い着物しか身に付けていなかったため、 寒さに震えてささやかな暖炉の火へと身体を寄せるのだった。」
5作目。ジェミー達は貧しいながらも娘を暖かくもてなします。妖精の魔法で口が聞けなくなってしまった彼女ですが、徐々に心を開いて行きます。
「ジェミーは彼女をしっかり抱きかかえ、母の待つ家へと一散に駆け下りていった。」
4作目。ジェミーは妖精達をまんまと引っ掛け、娘を救い出します。個人的に気に入っている絵です。
「窓の側に降り立ち、ジェミーは立派な寝台とそこに横たわる美しい女性の姿を目にした。」
3作目。夜空を駆け抜け、ヒロインが眠るお屋敷に到着。布団のしわ加減はもうちょっと何とかしたかったと思います。
「僕らはこれからダブリンの街まで若い娘をさらいに行くんだ。 ジェミー・フリール、あんたも来るかい?」
2作目。ジェミーは妖精達から思いもよらない誘いを受けます。彼らの馬は思いのままに空を飛べるのです。
ジェミー・フリールは母親と二人暮し。彼の小屋から4分の1マイルほど離れたところにある古城は「小さな人々=妖精」の棲み家だと言われ、敢えてそこに行ってみようとする者は誰も無かったのだが、ある夜ジェミーは古城へ出向き、彼らに出会う。
ダブリンの街まで若い娘を攫いに行くという妖精たちに、ジェミーは同行する。首尾よく娘を攫った帰途、ジェミーは彼らを出し抜いて娘を奪還するが、その報復として娘は聾唖にされてしまう。ジェミーは彼女を連れ帰り、母親と共に彼女を養った。
一年後の夜、再び古城に向かったジェミーは、妖精達の会話から、彼らの杯で娘が音と声を取り戻せることを知り、またしても彼らを出し抜いてそれを奪う。ジェミーの活躍で再び聞こえ、話せるようになった娘は深く彼に感謝する。二人はその後、娘を失い悲しみに暮れていた彼女の実家に戻って結婚し、ジェミーの母親も迎えて幸せに暮らした。