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エルミタージュ美術館展を、

観て参りました。

平日の午前中に行ったにもかかわらず結構な人手。中でも子供連れの客が目立ちました。夏休みの宿題か何か?

それから目についたのが音声ガイドを手にしている方。近頃は随分増えてきましたけど、特に。観ている最中、見知らぬお母様から「子供が使わないんで、よかったらいかが?」と声を掛けられましたが、丁重にお断りしました。個人的にはかえって邪魔になるんじゃないかと思うんだけどな。

私は人ごみが苦手なので少々辛かったのですが、展示そのものはなかなか面白かったと思います。テレビなどでも紹介されていた黄金の馬車はやっぱり迫力がありました。他にも版画とか胸像とか。本当、空いている時にじっくり観られたらもっと良かったんですけどね。一日貸し切りで馬車をスケッチしてみたいです(笑

指輪(ネタバレ・・・か?)

『王の帰還』のDVDが発売されたので早速購入。

で、感想と言うほどのもんでもないのですが。概ね大変良かった、てところかなあ。良かったんですけど、各方面で絶賛されていた為期待しすぎていたのと、一作目を観た時と違い原作を読み終えていたこと等々で、物足りない部分があったのも事実です。

ホビット庄の掃討が丸々カットされているのは映画的には仕方無いかという気もしますが、個人的には、脇役達が本当に脇へ追いやられてしまっているのがちょっと寂しかったり。エオメルとかファラミアとか、野伏達とか。野伏なんて登場すらしなかった・・・ですよね?ファラミアはいつの間にか回復してエオウィンの隣にいるし、エオメルは台詞セオデンにとられちゃってるし。セオデンは格好良過ぎなくらい格好良かったですね。

結局、3時間半でも短過ぎるってことなんでしょうね。映画として成立させる為にはやむなしと。どこをカットするか、では相当悩まれたのでしょうが。逆にスメアゴルがゴクリに進化(嘘)する過程なんかは、映画的にはあれだけの時間を割いても挿入する必要があったんでしょうねえ。

レンバスを捨てたりして、ゴクリがサムを陥れようとするくだりもちょっと嫌。フロドがサムを置いていこうとするのも違和感があるし、更に主人に拒まれたからとはいえ、サムが一度はフロドの許を去ろうとするのは何としても納得がいきません。ついてかなきゃ駄目だろうサム。

まあ自分のサム観を主張してみても始まらないんですけどね。こう書いてると不満ばかりだったみたいですが、そんなことは無いです。良かったです。結構うるうるしながら観てました(笑