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野の花

見たいものがあって佐倉の歴史民俗博物館へ。往路2時間10分、復路2時間弱。北総鉄道沿いの最近出来たと思しきバイパスが、ひたすら真っ直ぐ伸びていてやたらと快適でした。

道中そこここに鮮やかな黄色い花が咲いていて、気になったので後から図鑑とネットで調べてみると、どうやらオオキンケイギクという花っぽい。何だろう~と思った事が調べてみて分かるというのは、ちょっとした事でも嬉しいものです。もし間違ってたら悲しいですけど^^;

品川歴史館

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打合せに出たついでに品川歴史館に行ってきました。江戸時代の品川宿を再現した模型などがあります。これがなかなかよく出来てる。時間をかけて見るような規模ではありませんが、入館料も100円と安いので何かの折にちょっと寄ってみるのもよいでしょう。

『日本橋~描かれたランドマークの400年~』

江戸東京博物館にて、7/16(月)まで。江戸時代を中心に、昭和にいたるまでの日本橋の姿を絵画や写真等で追う展覧会です。

思った以上に多彩な展示でなかなか面白い内容でした。特に印象に残ったのは川瀬巴水という版画家の作品。風景の輪郭をつかむセンスと色使いが凄くいい。ショップに画集があるので見てみるとこれがまたとても良い。買っちゃおうか迷ったのですけど、6,000円という値段に負けて断念。

体験博物館 千葉県立房総のむら

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千葉県印旛郡栄町にある体験博物館 千葉県立房総のむらにいってきました。古代から近代まで、現存する古墳や復元された江戸時代の商家など、実際に見て・体験できるというのが売りの施設です。映画のロケで使われることもあるとか。

クルマで下道を通って2時間弱。とにかく敷地が広いです。広い中に見物がちらばっており、全部見て回ることは出来ませんでした。復元された建物などは大変なこだわりの感じられるつくりでちょっと驚きます。しかもお店では実際にものを売っていたりして。蕎麦屋さんでは「かみなりうどん」というのを出していたので、いただいてきました。ごま油の風味が良くて美味。春から秋は蕎麦を出しているそうです。

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園内は総じてガラガラでしたが、遠足だか社会科見学だかの小学生が来ていました。折角これだけよくできた施設なのだから、小学校などはどんどん利用したらよいと思います。教科書のテキストで江戸時代のくらしは~なんてやられても「ふ~ん」て感じですけど、目の前に実物があったら全然違いますもの。そこから日本の文化を知ることにも繋がりますしね。子供たちも見たところ楽しそうな様子でした。

川越

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「小江戸」とも呼ばれる川越へ行ってきました。車で1時間強といったところ。

まず川越市立博物館へ。川越の歴史が豊富な模型などを用いて解説されています。何気にここはかなり面白い。同時に埼玉出身でありながら、身近な歴史にとんと無知なことを痛感しました。。次いで隣の川越市立美術館へ。全然知りませんでしたが川越出身の相原求一朗という洋画家の作品は、暗い色使いの中に浮かび上がる淡い光がとても素敵でした。

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それから蔵造りの町並みへ。川越市は明治26年に大火事に見舞われ、小江戸とはいっても現存する古い建物の多くはそれ以降に建てられたものだとか。それでもなるほどちょっと別世界に迷い込んだような、独特の空間です。面白いのはそれらの建物が、今もごく普通にお店などに使用されていること。標本じゃなくて生きてるんだなあという感じ。もっともこれだけのものを町ぐるみで維持していくのはなかなか大変そうですけどね。あとはもうひとつ、川越に行ったら橋本雅邦の絵を展示しているという山崎美術館にも是非寄ってみようと思っていたのですが・・・休館日でした(泣) まあ他にも見てない所は沢山ありそうだし、改めて行くとしよう。

国立歴史民俗博物館

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佐倉市にある国立歴史民俗博物館へ行ってきました。家から下道で約2時間。江戸時代関連の展示は結構いろんな所で見られるのですけど、ここは古代から中世にかけての展示も充実しているのが素敵です。江戸だって見ごたえ十分ですが、面白いのは明治時代までですね。それ以降はちょっと。あと、かなり広いというか広過ぎるというか。。歩くだけで結構疲れます(^^;

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浦和くらしの博物館民家園

農家

浦和くらしの博物館民家園に行ってきました。自宅からクルマで10分余り、こんなもんがあったとはね~ さいたま市内にあった江戸時代~明治時代の建物を移築復原しているそうです。

囲炉裏

店蔵

東京みなと館

ゆりかもめテレコムセンター駅前の、青海フロンティアビル最上階にあり、東京港の歴史や開発計画に関する資料が公開されています。

新川河岸模型

お目当ては新川河岸模型。1860年ごろの、活気溢れる様子が20分の1スケールで再現されています。土蔵造りの商家の様子、橋や猪牙船の構造などがよくわかり、江戸東京博物館や消防博物館の模型に勝るとも劣らない、優れた資料だと思います。

フジテレビ・レインボーブリッジ・東京タワー・・・

フロアは展示室兼展望室といったところで、ほぼ360度ぐるっと見渡す事が出来ます。今日は少しもやがかかっていましたが眺めは良いしガラガラ(笑)でのんびり出来るし、結構穴場なんではないかと・・・休日だとまた違うのかな?

ノーマン・ロックウェル展など

府中市美術館の『ノーマン・ロックウェル オールディーズ、その愛しき素顔たち』を観てきました。7/11(日)までの開催。

ロックウェルは印刷物では何度も目にしていますが、原画はいったいどんな感じなのか、是非見てみたいと思っておりました。原画ではなく版画での展示もありましたが、有名な絵の原画もちらほら。実際見てみると、思いのほか普通に油絵というか・・・別に描き方自体は特別な感じではないのですね。光の描き方が写真的だなあとは思いました。一枚の絵を仕上げるのに何十枚だか何百枚だかの写真を撮ったんですって。・・・タイプ的には好きな画家だけど、見ていて何となくひっかかるのですよね。。解説に「理想化されたアメリカ」といった表現がありましたがその辺のところかなあ。「この作品はフィクションです」と言わないフィクション、みたいな。まあ少しひねくれた見方かもしれません。

伊達家の門

武蔵小金井駅から行きましたので、引き返して今度は江戸東京たてもの園へ。江戸時代から昭和前期の様々な建築物を移築・復元して展示しています。

別にこれといった目当てもなしに行ってみたらやたら広いは、色んな建物があるは。。ある建物でガイドさん?につかまって(失礼)解説をうかがったのですが、なかなか面白い話を聞かせていただきました。ほかにもちらほら見かけたガイドさんらしき方々、あれはボランティアなのかしら。一人でうろうろするより、解説を聞いて連れの方と「へー」とか「ほー」とか言いながらのんびり観て回ったほうが楽しめるかも。

消防博物館など

消防博物館の展示

今日は新宿方面へ取材・・・遊びに行ってきました。

四ツ谷で電車を降りて新宿歴史博物館へ。江戸時代の新宿のジオラマが目当てだったのですが、佐伯祐三展なる企画展もやっていたので一緒に観て来ました。三十そこそこで亡くなるまでの間に随分作風が変わって行くのがよくわかりますし、当時の四ツ谷を描いた絵と現在の写真が並べてあったりして、企画展として面白いものでした。それにしても再渡仏後の絵は「病んでるだろコレ・・・」というものばかりで、ちょっと怖くなるような凄みがあります。肝心のジオラマですが、凄くよく出来ているんですけど、縮尺が小さいのであまり資料としては使えそうもなく。

続いて消防博物館へ。入館は無料で、受付で名前を描いて入館章みたいなものを付けます。ここも江戸時代の火事現場のジオラマがあって、こちらは縮尺も大きくてなかなかの迫力。作り込みも相当なもので、しかもフロアに居たのは私一人という貸しきり状態でしたので、遠慮なく写真を撮ってまいりました。ほかには消防車や救急車などの実物が展示してあって、小さな男の子などこりゃたまらんだろうなあ、という感じです。ヘリなんて実際に操縦室に座れるんですよ。私は座りませんでしたが・・・

そのまま足を伸ばして新宿の紀伊国屋で本を購入。普段に比べると随分と歩いた一日でした。