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『キング・アーサー』を

ようやく観ました。
「先入観を持たなければ面白い」的な評価も目にしていたのですが・・・つまんない。

テンポが悪いというか、話をぶった切っている割にどうもグダグダしている印象です。 クライマックスの合戦シーンも単に「取り敢えずエキストラを沢山使ってみました」 みたいな感じで盛り上がらないんですね。 そもそもこれ、恋愛物なのか史劇なのかアクションものなのか・・・(^^;

ひとつだけ、ダゴネットなるキャラクターが大変いい味出してたと思います。 すぐ死んでしまいましたけど。聞いた事無い名前です。。

『クルセイダーズ』を

レンタルで観ました。十字軍を舞台にしたドラマです。

固い友情で結ばれた三人の主人公が十字軍に加わって聖地エルサレムを目指すのですが、次第に三者三様、それぞれが自分の道を探し求めるようになってゆき、遂には互いに反目する事態にさえ至ります。それだけだったら別にありがちな話なのですけれども、この物語では善悪や正誤といった別け方ではなく、各々が確固とした自分の信念に基づいて行動しており、またその様子がしっかり描かれているので見ていて何ともやるせない心持ちにさせられます。重厚な作りと先の読めない展開で大変観ごたえがありました。実は資料になるかな~くらいのつもりで借りたんですが、ちょっと得した気分です。

雪の女王

母が結構気に入っているようで毎週見てるんですが、どうも苦手。で、なんで駄目なのかぼけーっと考えてみたわけです。まあ、そもそもが好みの問題なのでどうでもいい話なんですけど。まず何が駄目かというと、絵も台詞まわしも演出も音楽も・・・って全部? いや、絵と音楽はまだ我慢出来そうな気がします。とすると台詞回しを含めた演出が駄目なんだという事になりそうです(私にとっては)。では演出のどこが駄目なのでしょう。ここのトコがなかなか解らなかったのですが、どうも「不自然さ」「間の悪さ」といった所にあるようです。普通に話せばいいのを大声で叫んでみたり、さらりと話を進めればいいのに敢えてドタバタしてみたり。演出過剰というのとも一寸違う気がするんですけど、何ていうんでしょう、いちいち流れをぶった切るとでもいうか。まるで学芸会かなんかの下手な芝居でも見せられているかのように、鼻につくのです・・・ってなるほどそういう事か。

とりあえず整理してみたらすっきりしたので、今日は途中で見るの止めました。この記事を最後まで読んでしまった方ごめんなさい。

まとりっくす

『リローデッド』と『レボリューションズ』を観ました。うう~ん・・・超大作のネタ。

アーサー映画

『キャメロット』『エクスカリバー』を続けて観ました。共にアーサー王伝説がテーマの映画です。

まず『キャメロット』。同名のミュージカルを映画化したものとの事で当然各所に歌が挿入されてはいますが、数は少なめ。ミュージカルというとちょっと抵抗を感じてしまう私でもそれ程違和感なく観られました。話としてはまあ普通、てな所でしょうか。アーサー、グィニヴィア、ラーンスロットを中心として、そこにモルドレッドが絡んでくるといった展開。むしろこの4人以外は全てエキストラ、みたいな感じですね。主役級の役者たちは皆生き生きと演じているように見えました。良くも悪くも舞台っぽい作品?

次に『エクスカリバー』。甲冑をはじめとするコスチュームやセットなど、何やら怪しさ全開なビジュアルなんですが、お話の方はアーサー誕生のエピソードから王の死に至るまでを網羅して、適当にアレンジしつつも大変手堅くまとめてある印象です。魔法使いのマーリンが大層な活躍振りを見せるのも面白い。してまたこの人のコスチュームが怪しさ全開、キャラクターも負けずに怪しいのです。でもまあ、そもそも魔法使いなんて存在からして怪しい訳ですから、これはこれで正しいのかもしれませんね。

両者に共通して言えるのは、アーサーがどうも微妙に情けない点。寝取られ男だから仕方ないのか。あと、ラーンスロットが周囲からズレまくりなキャラクターとして描かれている点も。「偉大な王」「偉大な騎士」という感じが全然しないんですよね。本で読んだ時もそうでしたけど。伝説として形づくられてしまう程の人物が、変人と呼んだ方がいいようなキャラクターなのは面白いなあと思う一方、実際えてしてそんなもんか、などという気もしてみたり。

コンドルと宮崎アニメ

NHK『地球・不思議大自然』の再放送をみました。今回とりあげられていたのはコンドル。コンドルってかなり高度な社会性を持ってるんですね。手分けしてエサを探したり、年配のコンドルが若鳥に飛び方を教えたり。他にも60歳くらいまで生きるとか、「へえ~」「へえ~」の連続でした。

さて、本題は飛行姿について。翼をぴんと伸ばして飛ぶ姿をみていて、何となくラムダを思い出しました。ルパン三世の最終回に出てくるラピュタのロボットにも似たあれです。「似た」というより原型なのかな。あれの飛行シーンで、指先が反り返っている様がコンドルの翼の先にそっくりな気がしたのです。更にみているうちに、何だかメーヴェにも似ているような気がしてきました。ナウシカが乗っているあれです。翼のラインや胸のラインや、果ては旋回しているところとか着地するところとか、一度思い付いてからはもう全てがそっくりのように思えてきました。宮崎監督がこれらをデザインする際に参考にされてたりするのかしら。鳥を参考にされているのは恐らく間違いないと思うんですが、ホントにコンドルだったりしたら面白いですね。いや私が面白いと思うだけなんですけど。

・・・「妄想だよ」と思われても流してやってください。

『ブレイヴハート』

観ました。とても面白かったけど、痛そうな場面が多かった。痛いの苦手です。

NHKの

『名探偵ポワロとマープル』が終わってしまいました。ちょっと残念。これを見て一週間という時間が経ったのを実感していたのですが(かなり本当)。アガサ・クリスティー紀行も面白かったし。

次は『雪の女王』ですか。予告を見た限りでは絵が今ひとつぱっとしないような・・・とりあえず来週は見てみようかしらん。

若草物語

今更と思われる方も多そうですが、DVDで観ました。これまた原作は読んでいないのですけど(アニメでやってたのを観た記憶がかすかに・・・あれ、いつ頃やってたんでしたっけ?)、とてもいい作品だと思います。かなり詰め込んであるので断片的なシーンの集まりみたいな感じも無くはないのですが、断片であってもそれぞれがとても丁寧に、綺麗に撮られている印象を持ちました。うん、とにかく絵的に綺麗。好き。ベスが死んでしまったあと、ハンナだかがバラの花びらを散らして、それが人形の上にひらひらと落ちてくシーンなどはうるっときてしまいました。最近ちょっと涙もろくなったかしらん。お話の方も結局のところ上手くまとめられているのではないでしょうか。観終えて素直に「良かったなー」と思うことが出来ました。

蛇足ですがメグ役のトルニ・アルヴァラードが凄く綺麗でした。役も顔も地味ですけど。地味な美人って好き。

アキレス様だーっ

『トロイ ザ・ウォーズ』という映画をレンタルで観ました。ブラピの『トロイ』と概ね同時期の作品のようです。内容も同じくトロイア戦争を題材にしたものなんですが、アレンジは相当異なってます。

で、感想ですが・・・全体としてはちょっと微妙。なんかすっきりしないというんでしょうか。元々すっきりする話では無い訳なんですけど、書かれていない動機付けの部分を敢えてかどうか、丹念に描こうとして却って無理やり感が強くなってしまった、みたいな。

部分的には面白いところが少なからずありました。『トロイ』で端折られた人物やシーンが出てきたり。プリアモス王がギムリだったり。衣装やセットもなかなか見ごたえのあるものだったと思います。

ちなみに日記のタイトルなんですが、アキレスがスキンヘッドで登場してしまうんですよ。でもって敵に向かってこう叫んじゃったりする訳なんですね。思わず吹きました。