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『ダンジョン&ドラゴン2』

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2005年、ゲリー・ライブリー監督。D&Dの世界を舞台に、一応前作ともつながりがあります。前作の中ボス(?)ダモダーが復活して邪悪なドラゴンを蘇らせ・・・てなお話。

前作の出来に加え、B級・C級オーラぷんぷんのジャケット写真からむしろ違う方の期待をもって観たのですけど、意外とまとも、というのが素直な感想です。映像的には安っぽいなりに邪竜などなかなか個性的なデザインで雰囲気が出ていますし、パーティ内のやりとり等もベタながら押えるところは押さえている感じ。わざわざ復活したダモダーのヘタレっぷりはさすがに突っ込みたいところですが・・・

この手のものが好きで過度な期待を持たなければ、そこそこ楽しめるかと思います。

『トリスタンとイゾルデ』

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2006年、ケビン・レイノルズ監督。

トリスタンとイゾルデの物語ではありますが、原作を意識しつつも内容はかなり異なります。媚薬が登場しないのは象徴的で、終始現代的な感性で処理されています。

リアリティーは当然必要ですし結局は程度問題だと思うのですけど、何でもかんでもさも事実っぽく処理してしまうやり方はどうも好きになれません。ビジュアル面も然り、「英雄」達がみすぼらしい格好で駆けずり回るのを延々暗い画面で見せられたところで面白くも何ともなく、気が滅入るだけです。

真面目に作っているのは理解できるのですが・・・いっそ別方向に現代的な感性を発揮して官能巨編にでもしてくれればね。それはそれで面白いんじゃないかしらん。

『女王エリザベス』

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1939年、マイケル・カーティス監督。

イングランド女王エリザベス1世とエセックス伯ロバート・デヴァルーの恋物語。お互いに愛し合いながらも、権力への野望を捨てられないロバートと国への忠誠を捨てられない女王エリザベス。特にエリザベスの、恋人と国家の間で揺れ動く心の様子が丹念に描写されており、ベティ・デイヴィスの妖怪のような風貌(失礼!)と相まって何とも言えない渋い作品となっています。

Amazonで見る限り現在単品では発売されておらず、エロール・フリンのDVDボックスに収録されているのみのようです。

『ジャンヌ・ダーク』

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1948年、ヴィクター・フレミング監督。

ジャンヌ・ダルクについてはどこまでが史実でどこまでが虚構なのか、私はよく知らないのですけど、割と新しいミラ・ジョヴォヴィッチ主演の映画と進行的には非常に似通っています。違いはダスティン・ホフマンが出るかどうか、位のものではないかと。

しかしながら、観た印象は全く別。正直一寸アレな人にしか見えないミラジャンヌに対して、イングリッド・バーグマン演じるジャンヌはまさに聖少女。戦場においてもあくまで可憐なその趣は、完璧に整ったメイクといいリアルさには欠けるかもしれませんけれども、好みとしては断然こっち、です。

映像はさすがに古さが目立つものの、コスチュームのデザインも秀逸で、中でもジャンヌが着る甲冑の優美なラインは特筆ものかと思います。いささかマニアックな見方ですが(笑

『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』

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2005年、ジョージ・ルーカス監督。アナキン少年がフォースの暗黒面に堕ち、ダース・ベイダーへと変貌を遂げるさまが描かれます。

とりあえず映像面では前作よりも楽しめました。右のらくがきに描いた生き物とか、とてもよく出来ていたと思います。ただなまじ前述のドラマがある分、前作以上に割り切りも必要というか・・・よくない方に「うそーん!?」な展開。

いっそ「朝起きたらダース・ベイダーになっていた」とかでも(以下略

『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』

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2002年、ジョージ・ルーカス監督。

エピソード1を映画館で観て以来ほったらかしだったスターウォーズ。今回もCG、CG、またCGという感じで「これ絶対趣味だけで作ってるだろ・・・」と思いつつ観てたんですが、これだけやりたい放題やられると終いにはこれはこれで良いのかしらん、という気がしてくるから不思議なものです。とりあえずエピソード3も観ておこうと思います。

バックハウス

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図書館でヴィルヘルム・バックハウスの演奏を収録したDVDをみつけました。バックハウスは往年の大ピアニストで、演奏の素晴らしさは言うに及ばず、加えて比類のない、実にいい面構えをなさってます。それをとくと堪能できるのは映像メディアならでは、ですね。

トルコギキョウ

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「これ桔梗?」と思ったらまったくの別物で、「トルコねえ」と思ったら北米産なんですって。なんじゃそりゃ。もう少し花が開ききってからの方が綺麗でしたね。また色塗り損ねちゃった。

ひまわり

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スーパーで売ってたので買ってみました。随分早いですね。殺風景な私の部屋には不釣合いなほど色鮮やか・・・と言いつつ鉛筆で。

チェプストー城

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読書の記事に書いた『中世ヨーロッパの城の生活』でメインに取り上げられているお城です。