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イカロス哀悼

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ハーバード・ドレイパーによる作品の模写で、2004年頃に描いたもの。Painter6を使用。我ながらよく描いたなあ・・・

この前年位に東京藝術大学美術館で『ヴィクトリアン・ヌード展』というのがあって、この作品も来ており圧倒されました。他にもポインター、レイトン、ウォーターハウス・・・今思うとあれば神展覧会でした。

『マリー・アントワネット』

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2006年、ソフィア・コッポラ監督。

マリー・アントワネットと聞くと「パンがないならケーキを食え」と言ったなどという逸話が頭に浮かびますが、本作ではそうしたいわゆる悪女のイメージではなく、ただひたすら自分に正直に生きた女性として描かれています。

贅沢はするけれども、民衆が苦しんでいると聞けばちょっとは我慢もする。夫が妻として遇してくれない悩みからかグルメやお洒落に走り、子供に恵まれた後も好きになった男とは浮気をし、そうかといって夫への愛情が失せたかと言えばそうでもなく、結局夫の許へ戻り最後は運命を共にする・・・

主演のキルスティン・ダンストについては子供の頃は可愛かったのに・・・というイメージでしたが(ゴメンナサイ)、本作では美人とかそういうのとは違うレベルで、嫌味なところの無いとても魅力的な女性に映りました。

大人向け(?)

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18禁とかでは全くありませんがちょっとエッチです。節操無くギャラリーに放り込むのも躊躇われたのでこちらへ。

2008/05/26 こっそり1枚追加。

「どう?」

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「まあこいつを見てくれ・・・」
て感じ。

街並み

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鉛筆で描いてPainterで軽く濃淡をつけたもの。

鉛筆で描く際は普通の鉛筆とシャープペンシルの両方使ってるんですけど、シャーペンの芯でも4Bとかあるんですね。こないだまで知らなんだ。さすがに軟らかいなあ。シャーペンだと鉛筆以上にそう感じられます。ちなみにこの絵では使ってません(笑

『ニーベルングの指環』

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2004年、ウーリー・エデル監督。ジークフリートの物語を映像化したもので、元はテレビ向け作品のようです。

タイトルはワーグナーのそれと同じですが、内容は神々が登場しない点をはじめ大きく異なっており、むしろ「ニーベルンゲンの歌」などより古い伝説群に依っている印象です。舞台設定や展開などは合理性を持たせるためアレンジされているものの、エピソード単位ではかなり忠実に再現されており、全体を通して原作(?)に対する敬意が感じられます。ジークフリートは序盤ではやけに軽いニーチャンなのが、物語の進行と共に貫禄が出てきて、こういうのもありかなあと思わされました。ブリュンヒルデ、グリームヒルトもそれぞれこの作品なりの人物像を表現していると思います。

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携帯の向こう側

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サージェントブラシでガシガシ、オイルパステルも少々。絵の内容的にちょっとミスマッチでした。。

あけましておめでとうございます

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昨日から発熱で寝込んでしまい、実におめでたくない形で新年を迎えることとなりました(泣) こうしてどうにか更新は出来る程度ですが。今年の目標は「体力をつける」かな・・・

ともあれ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

『ロミオとジュリエット』

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1968年、フランコ・ゼフィレッリ監督。

オリビア・ハッセー演じるジュリエットが素晴らしいです。目や唇、指の表情に富み、ロミオが彼女を見初める舞踏の場面などはとりわけ印象的でした。

全体の作りとしては原作に忠実だったように思います。音楽、衣装などもとてもよく、感動的な作品です。

ブルックナー

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ブルックナーの交響曲第五番を久しぶりにじっくり聴いてみたら、なんか涙が出てきました。乾いた身体と心にひときわよく沁みます。

ブラームスなんかを聴くと指揮者よろしくつい腕を振り回してしまったりするのですが、ブルックナーはぐたーっと脱力して聴くのが良いです。