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アーサー映画

『キャメロット』『エクスカリバー』を続けて観ました。共にアーサー王伝説がテーマの映画です。

まず『キャメロット』。同名のミュージカルを映画化したものとの事で当然各所に歌が挿入されてはいますが、数は少なめ。ミュージカルというとちょっと抵抗を感じてしまう私でもそれ程違和感なく観られました。話としてはまあ普通、てな所でしょうか。アーサー、グィニヴィア、ラーンスロットを中心として、そこにモルドレッドが絡んでくるといった展開。むしろこの4人以外は全てエキストラ、みたいな感じですね。主役級の役者たちは皆生き生きと演じているように見えました。良くも悪くも舞台っぽい作品?

次に『エクスカリバー』。甲冑をはじめとするコスチュームやセットなど、何やら怪しさ全開なビジュアルなんですが、お話の方はアーサー誕生のエピソードから王の死に至るまでを網羅して、適当にアレンジしつつも大変手堅くまとめてある印象です。魔法使いのマーリンが大層な活躍振りを見せるのも面白い。してまたこの人のコスチュームが怪しさ全開、キャラクターも負けずに怪しいのです。でもまあ、そもそも魔法使いなんて存在からして怪しい訳ですから、これはこれで正しいのかもしれませんね。

両者に共通して言えるのは、アーサーがどうも微妙に情けない点。寝取られ男だから仕方ないのか。あと、ラーンスロットが周囲からズレまくりなキャラクターとして描かれている点も。「偉大な王」「偉大な騎士」という感じが全然しないんですよね。本で読んだ時もそうでしたけど。伝説として形づくられてしまう程の人物が、変人と呼んだ方がいいようなキャラクターなのは面白いなあと思う一方、実際えてしてそんなもんか、などという気もしてみたり。

コンドルと宮崎アニメ

NHK『地球・不思議大自然』の再放送をみました。今回とりあげられていたのはコンドル。コンドルってかなり高度な社会性を持ってるんですね。手分けしてエサを探したり、年配のコンドルが若鳥に飛び方を教えたり。他にも60歳くらいまで生きるとか、「へえ~」「へえ~」の連続でした。

さて、本題は飛行姿について。翼をぴんと伸ばして飛ぶ姿をみていて、何となくラムダを思い出しました。ルパン三世の最終回に出てくるラピュタのロボットにも似たあれです。「似た」というより原型なのかな。あれの飛行シーンで、指先が反り返っている様がコンドルの翼の先にそっくりな気がしたのです。更にみているうちに、何だかメーヴェにも似ているような気がしてきました。ナウシカが乗っているあれです。翼のラインや胸のラインや、果ては旋回しているところとか着地するところとか、一度思い付いてからはもう全てがそっくりのように思えてきました。宮崎監督がこれらをデザインする際に参考にされてたりするのかしら。鳥を参考にされているのは恐らく間違いないと思うんですが、ホントにコンドルだったりしたら面白いですね。いや私が面白いと思うだけなんですけど。

・・・「妄想だよ」と思われても流してやってください。

騎士物語2

前回書いた『マギノビオン』を引き続き読んでます。アーサー王の騎士の物語があるのですが、一般的に知られているものと異なる名前で登場するケースが多いみたいです。お国の違い故でしょうか。オーウェイン、ペレドゥルといった騎士が大層な活躍を見せるのに『アーサー王の死』には全然名前が出てこなかったもので、完全に別系統のお話なのかなあなどと思ってたんですが、検索してみたらさくっと判明しました。オーウェインはイウェイン、ペレドゥルはパーシヴァルなんだそうな。同一人物と知っているのといないのとでは、感じ方が変わってくる場面もありますよねえ。ネットって便利。人名辞典まで作ってる方もいらっしゃったりで、ひたすら感心してしまいました。

騎士物語

中世騎士物語

先日、トマス・マロリーの『アーサー王の死』を読み終えました。アーサーものの定番らしいので。大変面白かったのですけど、これ抄訳なんですよね。収録されている部分が面白いだけに、大幅にカットされているのが残念です。これまでアーサーものと言えばブルフィンチの『中世騎士物語』くらいしか読んだことがなくて、こちらは元より全体を要約したようなスタイルなので、当時も「相当カットされちゃってるんだろうな~」と思いながら読んでいたのですが、改めて再読してみるとむしろ非常によくまとめられているという印象を受けます。今現在ウェールズの物語「マギノビオン」を単行本で読んでいるのですけど、これも収録されていて、今更ながらとてもお得な本なんではないかと思う次第です。

  • 『アーサー王の死』トマス・マロリー ちくま文庫
  • 『中世騎士物語』ブルフィンチ 岩波文庫
  • 『マギノビオン』シャーロット・ゲスト 原書房

マビノギオン―ケルト神話物語 シャーロット・ゲスト版

『マギノビオン』の挿絵はアラン・リー氏。『指輪物語』のイラストも描いている方です。指輪物語の絵をみた時もいいなーと思ってたんですが、これは更にその上を行くと思います。

久しぶりに

学生時代の友人達に会ってきました。
意外と皆、山あり谷ありの日々を送っているようで。
気持ちを新たにする事が出来た気がします。

『ブレイヴハート』

観ました。とても面白かったけど、痛そうな場面が多かった。痛いの苦手です。

練習々々

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マスキングの練習と背景ベタ塗りの練習とペン入れの練習とついでに自動車を描く練習。欲張りな・・・

1.マスキング液って結構すぐに乾くので、ゴワゴワになって今まで上手く塗れなかったんですが、「必ず筆を石鹸水につけて塗る事」てのを本で読んで試してみたところ、意外と楽に塗れました。うーん知らなかった。でも薄く塗れたのはいいもののしっかり塗れてない箇所があり、まだら模様が出来てしまいました。あと紙がちょっとはがれちゃいました。

2.背景の色を刷毛でぐわっと塗ってみました。もうちょっと濃く塗りたかった気もしますが、そこそこ上手くいったような。やっぱりちまちま塗ってては駄目なんですね。

3.ペンで線を引くと、なんかぷるぷる震えてしまうんですけど・・・練習すれば上手くなるんでしょうか。元々長いストロークで描くの苦手だし・・・

4.自動車なんて見て描くぶんにはどうって事ないと思ってたんですが、いや難しい。よく見て描いたつもりだったのに随分ゆがんでしまいました。人物などのラインと異なるのはもちろん、建築なんかのパースパースなのとも違うビミョ~なラインなんですね。人や背景が凄く上手なのに、クルマだけやけに不恰好なマンガを時々みますけど、納得できたような気が。・・・描いてる人が違うだけだったりして。ちなみにこれ、私の愛車でつ。

ずるずる

花粉症の薬がなくなったので2日ほど飲まずにいたところ、やって来ました症状が。ヒノキももう終わってる頃だし、何か他の草でしょうねえ、とはお医者さまの弁。5年ばかり前に検査した時はスギとヒノキだけだったんですけど、どうも年々ひどくなっているような気がします。秋にもちょっと症状が出るので、一年の半分近くは薬のお世話になっているんじゃなかろーか。薬をもらう為に2週間おきに通院、なんてのだと結構面倒です。今のお医者はぽーんと気前良く1ヶ月分処方してくださるのでまだ助かってますが。

国際バラとガーデニングショウ

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西武ドームまで行ってきました。開場の30分ほど前に着いたにもかかわらず、既に入場待ちの行列。かなりびびったものの、広い会場なので概ね普通に見ることができました。でも今回の目玉らしい「秘密の花園」は早々に60分待ちなんて行列が出来てて見るのを断念。午後とかどうなってるんでしょう。

秘密の花園は見られませんでしたが、それでも見ごたえは充分ありました。切花もガーデニングも素敵なのが沢山。数も種類も多すぎて、私などにはどれがどんな花なのかさっぱりでしたが。でも悲しい事に、着いて間もない内にデジカメの電池が切れてしまい、ちょびっとしか写真を撮れませんでした。最初適当にパシャパシャ撮って、さあこれからゆっくり・・・てな矢先に(泣

NHKの

『名探偵ポワロとマープル』が終わってしまいました。ちょっと残念。これを見て一週間という時間が経ったのを実感していたのですが(かなり本当)。アガサ・クリスティー紀行も面白かったし。

次は『雪の女王』ですか。予告を見た限りでは絵が今ひとつぱっとしないような・・・とりあえず来週は見てみようかしらん。