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特別展『龍馬伝』

江戸東京博物館にて、6/6(日)まで。坂本龍馬の現存する最も有名な例の写真、その現物が見られるというのが当展の目玉のようです。

常設展のついで、くらいの軽い気持ちで足を運んでみたら・・・いきなり20分待ちのボードが! 正直お金払っちゃってなかったら並びませんでした。。

で、くだんの写真ですが、凄くちっちゃいです。テレカより少し大きいかどうか?そこにあれが写りこんでるんですけど、細部なんて全然判別出来ないし、小ささを確認したという以外には何とも。その他の展示は文書が多かった印象で、そういった面に興味をお持ちの方には見ごたえがありそうです。

私が見てよかったと思ったのは勝海舟の全身画と、近江屋の龍馬が暗殺された部屋を原物大で復元した展示くらいかなあ。

消防博物館など

消防博物館の展示

今日は新宿方面へ取材・・・遊びに行ってきました。

四ツ谷で電車を降りて新宿歴史博物館へ。江戸時代の新宿のジオラマが目当てだったのですが、佐伯祐三展なる企画展もやっていたので一緒に観て来ました。三十そこそこで亡くなるまでの間に随分作風が変わって行くのがよくわかりますし、当時の四ツ谷を描いた絵と現在の写真が並べてあったりして、企画展として面白いものでした。それにしても再渡仏後の絵は「病んでるだろコレ・・・」というものばかりで、ちょっと怖くなるような凄みがあります。肝心のジオラマですが、凄くよく出来ているんですけど、縮尺が小さいのであまり資料としては使えそうもなく。

続いて消防博物館へ。入館は無料で、受付で名前を描いて入館章みたいなものを付けます。ここも江戸時代の火事現場のジオラマがあって、こちらは縮尺も大きくてなかなかの迫力。作り込みも相当なもので、しかもフロアに居たのは私一人という貸しきり状態でしたので、遠慮なく写真を撮ってまいりました。ほかには消防車や救急車などの実物が展示してあって、小さな男の子などこりゃたまらんだろうなあ、という感じです。ヘリなんて実際に操縦室に座れるんですよ。私は座りませんでしたが・・・

そのまま足を伸ばして新宿の紀伊国屋で本を購入。普段に比べると随分と歩いた一日でした。

下町風俗資料館など

旧吉田屋酒店

やらせていただいている仕事の影響か、近頃江戸時代への興味が高じてきまして、今日は上野の下町風俗資料館などに行ってきました。

日暮里駅から谷中霊園を通って、旧吉田屋酒店へ。霊園の桜は七分咲きといったところか、なかなか綺麗でした。この建物、明治に建てられたものながら出桁造という江戸時代からの特徴的な建築様式を伝えるものだそうで、間近に見るとなんともゴツい造りです。

出桁造

下町風俗資料館

その後、不忍池のほとりにひっそりと佇む下町風俗資料館へ。来てみるとああ確かにここにあったなあと。。大概池の方ばかり見てるから^^;ここは大正時代の東京下町の町並みを再現しています。写真はこれ、屋内なんですよ。こぢんまりとしたスペースですが、なかなか面白い展示でした。

『戦国はるかなれど~堀尾吉晴の生涯~』

小説宝石 2010年 03月号 [雑誌]

光文社さまの「小説宝石」3月号からの新連載、中村彰彦先生の『戦国はるかなれど~堀尾吉晴の生涯~』において挿絵を描かせていただいております。織田、豊臣、徳川と三代の下で戦った堀尾吉晴の一代記です。連載の挿絵は是非やりたいと思ってましたので、私もこれからが楽しみです。

「兼平と義仲」をアップ

『平家物語』「木曽の最期」を題材にした「兼平と義仲」をアップしました。今井四郎兼平は乳兄弟でもある主の不名誉な死を避けんが為、駆けんとする義仲を「馬の口にとりついて」引き止めます。。

「日来はなにともおぼえぬ鎧が、今日は重うなったるぞや」「いまだ疲れさせ給はず」・・・「御身は疲れさせ給ひて候」主従の関係を超えた両名のやり取りに胸をうたれます。

『週間江戸』

デアゴスティーニ・ジャパン様より今月創刊された『週間江戸』の第2号においてイラストを描かせていただきました。男女の旅姿と、松平定政なる人物です。広重による「名所江戸百景」の表紙が目印、江戸に興味をお持ちの方は是非。

以降、描いたものがあれば随時追加していきます。

2011/12/20
第101号:大江戸ファッション絵巻ほか
2011/10/25
第93号:河田小龍肖像
2011/09/20
第88号:天野宗歩肖像
2011/08/30
第85号:柴田是真肖像
2011/08/09
第82号:斎藤月岑肖像
2011/07/12
第78号:九条尚忠肖像
2011/07/05
第77号:勝小吉肖像
2011/06/07
第73号:本因坊丈和肖像
2011/04/26
第67号:沢田名垂肖像
2011/04/19
第66号:薬丸兼武肖像
2011/04/12
第65号:武蔵石寿肖像
2011/04/05
第64号:松平定信・ラクスマンイラスト
2011/03/22
第62号:長谷川平蔵イラスト
2011/03/08
第60号:浮田幸吉肖像
2011/02/22
第58号:志筑忠雄肖像
2011/02/08
第56号:加保茶元成肖像
2010/12/27
第50号:松平乗邑肖像
2010/12/14
第48号:小川笙船肖像
2010/11/22
第45号:祐天上人肖像、根岸鎮衛肖像
2010/10/26
第41号:シドッティ全身像
2010/10/12
第39号:武士の旅装2点(公用・私用)
2010/09/21
第36号:安島直円肖像
2010/09/14
第35号:曾我蕭白肖像
2010/09/07
第34号:貨幣改鋳ページイラスト(天秤、両替商内・外観)、荻原重秀肖像
2010/07/27
第28号:森幸安肖像
2010/07/13
第26号:三大商人(大阪・伊勢・近江)
2010/06/22
第23号:伊藤伊兵衛肖像
2010/06/15
第22号:渡世人の身なり、公慶上人肖像
2010/06/01
第20号:北村幽庵肖像
2010/05/18
第18号:畠山箕山肖像
2010/05/11
第17号:日本髪の構成・結い方図解、吉田光由肖像
2010/04/27
第15号:渋川春海肖像
2010/04/07
第12号:武士の裃姿
2010/03/30
第11号:荒木宗太郎肖像
2010/03/02
第7号:花魁のファッション、おたあジュリア肖像
2010/02/16
第5号:江戸時代の大工の身なり
2010/02/09
第4号:裏長屋の暮らし図解

『知識ゼロからの坂本龍馬入門』

知識ゼロからの坂本龍馬入門

幻冬舎さまより発売された『知識ゼロからの坂本龍馬入門』において、カバーおよび本文中のイラストを描かせていただきました。小さなカットから寺田屋事件、龍馬暗殺の場面などまで約60点。見て・読んで面白い本ですので、興味のある方は是非ご覧になってみてください。

『知識ゼロからの坂本龍馬入門』
山村竜也著
幻冬舎

本書で描いたイラストから、カバーイラストと挿絵1点をアップしました。

近況

先日打ち合わせの後、編集の皆さんと昼食をご一緒させていただきました。その席上。

「川島さんは最近何か映画観に行きました?」
「いや~、しばらく行ってないですね」
「ドラマとかは観ます?」
「ここ1ヶ月くらいテレビつけてないですねえ」
「仕事しながら音楽なんか聴きますか?」
「前はよく聴きながら描いてたんですけど、最近はあまり聴かないです」
「マンガは?」
「昔はマンガ誌を立ち読みしてたんですけど、最近は(以下略」

ありのままをお答えしたものの、枯れてると言うか何と言うか。道場とジムは行ってる・・・って、別にストイックな生活を目指している訳でもないんですが。

> Web拍手コメント

mixiは退会しました。ここに書くだけの元気も無かったので、気に留めていた方がいらっしゃいましたらすみません。

(2010/01/26追記)ずっと長いこと見てくださってる方がいるのは嬉しいですし、励みになります。お互いにとって良き年となります事を。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

『ブーリン家の姉妹』

ナタリー・ポートマンもスカーレット・ヨハンソンも、どちらも凄く良かった。