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沖縄

伊計大橋付近

沖縄に行って来ました。ちょっと遅めの夏休み。

25日の晩に那覇に赴任している友人と合流し27日まで、昼は観光し夜は酒を飲み、学生時代の仲間で楽しんで参りました。昔からの友達というのはいいものですね。天候にも恵まれて観光するには絶好のコンディション。てか暑かった。。関東のむっとするような暑さではなく、肌に直接陽の光がぶつかってくるような。友人曰く、随分過ごし易くなったそうですが(^^;それにしても沖縄って想像以上に広いのですね。2泊では本島の名所を廻るだけでも不十分でした。

行った場所を書き留めつつ、いくつかの写真を貼っておきます。

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早9月も半ば、私の住んでいる地域じゃ暑い年などツクツクボウシが10月初頭まで鳴いているものの、今年はもう絶滅寸前です。

セミが地中から出て来て成虫になるのって、どういう要素がきっかけになるんでしょうかね。滅茶苦茶暑かったのが急に寒くなったりして「やべ、出損なっちゃったよ!」なんて事になったりはしないんでしょうか。

そんな事を考えていて17年ゼミを思い出したんですが、13年というのもいるらしいですね。新聞記事かなんかで読んだんですが、何故13年や17年なのかと言うと素数であるというのが大きなポイントで、他の種のセミと成虫になる年が重なりにくい分、交雑によって周期が乱れるのを避け、且つ繁殖の機会をより確実なものにしているとか何とか。

しかし13年とか17年とか、どうやって数えているんでしょうかね。植物ですけど桜なんて秋でも間違えて咲いちゃったりするじゃないですか。1年間違えてしまった、なんて事ないんだろうか。「あれ、1年早かった?」とか「え、もう去年終わっちゃったの?」とか。もしそんなんなったら寂し過ぎる。。

「巴と義仲」をアップ

2009/08/28 Friday

「巴と義仲」をアップしました。『平家物語』の「木曽の最期」を題材としたものです。出来れば連作にしたいと考えています。予定では4枚。とはいえ後半2枚が構図的にしっくり来ていないのでどうなることか。

目的の無い、全くの個人的な作品は気が付いてみれば随分久しぶりになってしまいました。「木曽の最期」は平家物語の中でもとりわけ心を打つ一章です。以前描いた「祇王」もそうですが、平家物語は本筋からやや外れるエピソードに印象的なものが多い気がします。木曽の最期は本筋っちゃあ本筋なのかもしれませんが・・・でも映画やドラマでは大抵アレンジされてますしね。

こういった絵に対して時折いただくご指摘に「こんなに綺麗なのはおかしい」的なものがあります。確かに、敵陣をかいくぐり主従5騎にまで打ちのめされているのです。傷を負い、返り血を浴び、甲冑の威糸はそこここがちぎれ、矢だって何本も引っかかっているかもしれません。髪なんかもうぐちゃぐちゃでしょう。ただそういう描写をリアルにやったとして・・・お仕事で描けと言われたなら頑張ってはみますが、あんまりそういうの好きじゃないんです。そういう場面を描くのでも絵として昇華されている、というのが私の目指したいところです。バックとなる景色だったり塗り方だったりについても当初色々検討したのですが、結局全部省略しました。それもこうした考えから試みたことです。もっとも、描写のリアリティに拠らないのであれば、何か他の部分で絵としての説得力を持たせる必要があるわけで、そこがまあ一番難しかったりするんですけどね。

再インストール

先日PC内部の掃除をした事を書きましたが、結局一向に症状の改善は見られず、日に2度も強制シャットダウンさせられる始末。やむなくOSの再インストールとなりました。とりあえずWindowsとNorton先生の導入及びアップデート、それとネット接続の復旧まで完了。私はブラウザ・メーラーにFirefoxとThunderbirdをそれぞれ使っているのですが、今回これらのバックアップと復旧に"MozBackup"というアプリケーションを使用しました。いやいや、これは超ベンリ!!接続の設定、ブックマークや受信メールのバックアップ・復元共に一発です。・・・もっとも、いい加減本体にこういった機能を装備してくれっつー気もしますね。

Painter等肝心の道具類の再インストールはこれからなんですが、肝心なのはこっちだな。。再インストールすれば治るなんて保証は全然無い訳で。とりあえずまた明日。

PCのお掃除

この1、2ヶ月ほど、パソコンが突然ハングアップしたり再起動したりという症状に何度か見舞われています。発生するのはネットを閲覧してる時だったりCDを聴いている時だったり。今日は仕事のメールを打ってる際に再起動してしまい、かなりビビりました。

3年以上毎日ずっと使用している訳ですから調子が悪くなってもおかしくはないのかもしれませんが、それにしても、と考えて思い立ったのがPC内部のお掃除。ケースを開けてみるとホコリがボワッ。中は腐海に呑まれた家のような・・・ユパ様が風の谷に向かう途中に寄った、アレです(^^;

ひと通り掃除機でホコリを取り除いて、心なしか静かになったような気も。ホコリが溜まって廃熱が上手くいかなくなってたのでしょうか。その程度の単純な原因だったら良いのですが。しかしまあ、仕事でも使うものなのだしもう少しメンテナンスにも気を配らなくちゃいかんなあ、と反省もしました。

博物館

090731

上野の国立博物館を観て来ました。伊勢神宮の特別展は時間の都合もあって見送り、常設展示のみ。

ここの展示物、一部は写真撮影もOKなんですね(フラッシュは不可)。て事でパチリ。甲冑を描くにあたっては映像・画像の資料も沢山ありますが、実物を見るとまたちょっとイメージが変わります。ドラマや映画で使われている甲冑はとてもよく出来ていますけど、本物は兎にも角にも重そう(^^; それでも、西洋人が和式の甲冑の軽さに驚いたなんていう話も聞いた事がありますが。。あれを着て生命を賭した闘いに臨むなんてのは、やはり日頃の鍛錬がないと到底無理だろうなあ、と思いました。

暑中お見舞い申し上げます

暑中お見舞い申し上げます。梅雨が明けるなり暑い日が続いて・・・と思いきや、今日は梅雨に戻ったような天気ですが(^^;

暑中見舞い用に描いた「朝顔」をアップしました。

エリザベス2本

090720

エリザベス

1998年、シェカール・カプール監督。

若き日のエリザベスを、ロバート・ダドリーとのロマンスを軸に描いた作品。ロマンス+史劇といった趣で見ごたえがあります。物語のラスト、それまでの一人の女性エリザベスから、何かこの世ならぬ存在、女王エリザベスへと名実共に変貌した事を思わせるシーンはとりわけ印象的です。

エリザベス:ゴールデン・エイジ

2007年、シェカール・カプール監督。

スペインの無敵艦隊との戦い(アルマダ海戦)に勝利し、英国の黄金時代を迎えるまでを描いた作品。前作とは打って変わって盛り沢山で、愛人としてウォルター・ローリーが登場するもののロマンスはもはや一要素に過ぎず、陰謀ありアクションありの娯楽大作といった趣。全体として豪華ではあるものの軽くなった感は否めず、作品としては前作の方が優れていると思います。それでも女王の、常人ならとても耐えられないであろう孤独さなども描かれていますし、ピカピカのゴシック甲冑に身を固めて白馬にまたがったエリザベス女王とか、個人的にはもうこれだけで全て良し!的な気分だったりします。

この甲冑シーン、見た瞬間にダヴィドの描いたナポレオンが思い浮かびました・・・て事で、映画のシーンとダヴィドの絵をちゃんぽんにしてみました(^^;

関連記事

昨日

昨日の事ですが「松本清張の世界」の打ち上げにお声を掛けていただき、行って参りました。普段なかなか接する機会のない評論家・ライターの方々には、色々と興味深いお話も伺う事が出来ました。作家や作品の話題になると私にはさっぱりでしたが(^^; また同業の方もいらしていて、キャリアの上ではずっと先輩なのですけど絵を描く上での難しいところや着眼点など、やっぱり同じような事を考えるんだな~と、ちょっと嬉しかったりホッとしたり。異業種でも同業でも、こうやってお話出来るのは単純に楽しいですし、得るものも少なくないですね。

『レスラー』

公開中の『レスラー』を観て来ました。ダーレン・アロノフスキー監督。過去の栄光を引きずる中年レスラーの姿を追った物語。

自分の居場所を探し求める男の物語とも言えるでしょう。それは家族か恋人か、平凡な生活か、それとも。。観る側に共感出来るような経験がないと、主人公のランディは単に救いようのないダメ親父としか映らないかもしれません。そういう意味では大人向け。共感出来る人にとっては、観終わった後からもジワジワとくる余韻の残る作品だと思います。

主演のミッキー・ローク、ストリッパー役のマリサ・トメイも良かったのですが、娘役のエヴァン・レイチェル・ウッドの目力がとりわけ印象的でした。