2007/09/08 Saturday
ブルックナーの交響曲第五番を久しぶりにじっくり聴いてみたら、なんか涙が出てきました。乾いた身体と心にひときわよく沁みます。
ブラームスなんかを聴くと指揮者よろしくつい腕を振り回してしまったりするのですが、ブルックナーはぐたーっと脱力して聴くのが良いです。
2007/09/08 Saturday
ブルックナーの交響曲第五番を久しぶりにじっくり聴いてみたら、なんか涙が出てきました。乾いた身体と心にひときわよく沁みます。
ブラームスなんかを聴くと指揮者よろしくつい腕を振り回してしまったりするのですが、ブルックナーはぐたーっと脱力して聴くのが良いです。
2007/08/31 Friday
先にお知らせした『中世オータムフェスタ』において、イラストを展示させていただくことになりました。
内容ですが、新作はちょっと難しい・・・と思うので、既存の作品から出展することになりそうです。第一回フェスタのイラストと連作「ジェレイントとエニド」あたりを並べて、あとはポストカードサイズにプリントした各種作品を販売させていただこうかなあと考えております。ご来場の際には是非お立ち寄りくださいませ。
2007/08/29 Wednesday
今日拍手コメントをくれた某、どうもありがとう。以上私信。
先日熱中症の状態になってしまい、以来微熱が続いていたのが、今日になって漸く落ち着いたかな~と思って測ってみるとやっぱりちょい高めでした。どこかしら身体のバランスがおかしくなってるんだろうなあ。
聞けば冷房病というのもあるそうですね。冷えすぎや外気温との差が大きすぎることなどにより体温調節機能に不具合を生じるとか。これを予防する為には外気との温度差を5℃以内にする・・・って先日までの暑さじゃ33℃とかに温度設定しなきゃならないですよねえ。うちのエアコンは30℃までしかなかったぞ。
秋の虫の音も聴こえるようになってきましたが油断は禁物、体調管理にはくれぐれもご留意を。
2007/08/24 Friday
ちょっと宣伝。
およそ1ヶ月後の9月22日(土)、浜松町にある産業貿易センター浜松町館において、「中世オータムフェスタ」というイベントが開催されます。IllusionWind様が主催される中世イベントの第2回で、前回より更にパワーアップしているそうです。
前回に引き続き、本イベントのフライヤー及びリーフレットのイラストを描かせていただきました。上はフライヤーのイラスト。ご好意により何枚か手持ちがありますので、ご所望の方はお申し付けください。もっともこれだけでは入場できませんので、当日行ってみようという方には前売券のご購入をお薦めします。詳しくは公式サイトをどうぞ。
2007/08/10 Friday
2005年、ゲリー・ライブリー監督。D&Dの世界を舞台に、一応前作ともつながりがあります。前作の中ボス(?)ダモダーが復活して邪悪なドラゴンを蘇らせ・・・てなお話。
前作の出来に加え、B級・C級オーラぷんぷんのジャケット写真からむしろ違う方の期待をもって観たのですけど、意外とまとも、というのが素直な感想です。映像的には安っぽいなりに邪竜などなかなか個性的なデザインで雰囲気が出ていますし、パーティ内のやりとり等もベタながら押えるところは押さえている感じ。わざわざ復活したダモダーのヘタレっぷりはさすがに突っ込みたいところですが・・・
この手のものが好きで過度な期待を持たなければ、そこそこ楽しめるかと思います。
2007/08/05 Sunday
前日の記事からの流れでご紹介。「ニーベルングの指輪」をイラスト化したもので、60点余りのカラーイラストと数点のモノクロカットが収められています。どの絵も登場人物の神秘的な表情と躍動感が素晴らしく、大変魅力的です。私は原作の内容を知らずに購入してそれでもいたく感動したものですが、知っていればより一層楽しめることでしょう。
印刷は上質とはいいかねますが、とりあえず見るのに支障はないと思います。少し暗部がつぶれ気味のような気も。原画を見たことないのでわかりませんけど。
ところで、作中例の羽の付いたカブトを被ったワルキューレが大勢登場します。実際にこのようなデザインがあったわけではなくて画家の創作が定着したものらしいですが、誰が元祖なんでしょうね。そう言えばギリシア神話の神ヘルメスもよく羽付きの兜だか帽子だかを被っています。なにか関係あるんだろうか・・・と、少々脱線でした。
2007/08/04 Saturday
多くの文芸作品で扱われているニーベルンゲン・ジークフリート伝説について述べた、大変読み応えのある本です。「ヴォルスンガ・サガ」「ニーベルンゲンの歌」等を経て、ワーグナーの「ニーベルングの指輪」でクライマックスを迎えるという構成。古今の作品のあらすじ・特徴などのわかりやすい解説を読んでいく中で、作品の枠を越えた伝説そのものの性格や変遷ぶりが浮かび上がってきます。
個人的に嬉しかったのは「指輪」四部作のあらすじが結構くわしく、且つわかりやすく書かれている点。尻込みして手を出せずにいるのですが、ワーグナーってスゴイんだなあというのが本書を読んでの素直な感想です。うーん、やっぱ一寸観てみたい。
2007/08/03 Friday
2006年、ケビン・レイノルズ監督。
トリスタンとイゾルデの物語ではありますが、原作を意識しつつも内容はかなり異なります。媚薬が登場しないのは象徴的で、終始現代的な感性で処理されています。
リアリティーは当然必要ですし結局は程度問題だと思うのですけど、何でもかんでもさも事実っぽく処理してしまうやり方はどうも好きになれません。ビジュアル面も然り、「英雄」達がみすぼらしい格好で駆けずり回るのを延々暗い画面で見せられたところで面白くも何ともなく、気が滅入るだけです。
真面目に作っているのは理解できるのですが・・・いっそ別方向に現代的な感性を発揮して官能巨編にでもしてくれればね。それはそれで面白いんじゃないかしらん。
2007/08/02 Thursday