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「Moyan Festival」行ってきました

前の記事で書いた「Moyan Festival」に行って参りました。古楽器による歌とアンサンブルや甲冑姿の騎士達による模擬戦、神秘的な仮面やタロットカード・・・などなど、普段なかなか接する機会のないものばかり。イラストを描く際にはもっぱら写真や映画など間接的な資料に頼ることが多いのですが、実際生で目にすると違った迫力なり、魅力がありますよね。何人かの方とお話しすることも出来、大変楽しく過ごさせてもらいました。ハーブティーも美味しかったし。私は途中で失礼してきましたが、これを書いている今もまだイベントは続いているはず、運営ならびに参加されている皆様ほんとうにお疲れ様です。会が無事成功裏に終了することをお祈りいたします。

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写真はAvalon様のブースで撮らせてもらったもの。本当に全身甲冑ずくめで激しく動くのだからびっくり。模擬「演武」みたいなものを想像していたのですが模擬「戦」と言うべき迫力でした。他にも何枚か写真を撮ったんですけど案の定ブレまくりで・・・写真撮るのヘタなんだよねえ。

フライヤーとリーフレットで使っていただいたイラストは年明けあたりギャラリーにもアップする予定です。

『 Knight of the Lubinus - Moyan Festival 』

Moyan Festival」公式サイトへ

ちょっと宣伝。

来る12月24日(日)、川崎市の産業振興会館において、「Moyan Festival」というイベントが開催されます。「中世ヨーロッパ時代をベースに活動をされている団体・企業の制作している物品・施設紹介等の展示(即売)会及び模擬演技(以上公式サイトより)」との事で、中世ヨーロッパファンにはたまらないものとなりそうです。

公式サイトバナー

今回、本イベントのフライヤー及びリーフレットのイラストを描かせていただきました。上はフライヤーのイラスト。リーフレットの方も良い感じですよ!

師走ですね

先月末にめまいを起こしてダウン。もう良くなってるんですけど、更新はすっかりサボっておりました。自分で気が付かない内に結構疲れていたりするのかな。言葉は変ですがもっと積極的にリラックスするようにした方がいいかな、などと思ったり。

『トリスタン・イズー物語』

トリスタン・イズー物語

トリスタンとイゾルデの物語をまとめた作品で、19世紀末に出版されたもののようです。トリスタンの誕生から死に至るまで、中世のベルール、トマ等による断片を元にまとめたもので、その断片の幾つかは先日記事を書いた『フランス中世文学集1 信仰と愛と』に収録されています。読む順序が思い切り逆でした・・・

まとめ方が上手いのか訳が良いのか、とにかくさくさくと読めますのでおすすめです。

チェプストー城

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読書の記事に書いた『中世ヨーロッパの城の生活』でメインに取り上げられているお城です。

美術展『揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに』

東京国立近代美術館にて、12/24まで。展示内容も知らずに立ち寄ったのですが、思いがけない出物がありました。

ひとつは狩野芳崖の『悲母観音』。赤ん坊が観音さまを見上げている図で、教科書や本などで見た事のある方も多いかと思います。初めて見た時に強烈な印象を受けた絵です(なぜかホムンクルスを連想したのでした。もちろん関係はないでしょうが)。

もうひとつは竹内栖鳳の『ヴェニスの月』。栖鳳はコローが好きだったと読んだ事がありますが、大気の存在を感じさせる所など、なるほどという絵です。

その他の展示作品も地味ながら面白かったと思います。中には現代のイラストレーションを思わせるものもあったりして、当時の画家たちが新しい「日本の絵」を模索していた様子がうかがわれました。

Illustration更新

主にペンで描いた、モノクロイラストを3点アップしました。現代モノ・和モノ・恐竜モノ(?)、いずれもこれまでとは少し違ったジャンルを扱っています。よろしければ是非ご覧くださいませ。

以下、おまけ。

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『フランス中世文学集1 信仰と愛と』

『愛と剣と』と同じシリーズの第1集。『ロランの歌』、トリスタンもの数篇、トルバドゥールの歌集などが収録されています。

メインはトリスタンものという事になるのでしょうが、いずれも断片です(原作自体残っていないそうです)。これだけで物語全体の概要をつかむのは不可能ですし、内容に関してもまあよくもぬけぬけと・・・なものばかりですので(笑)、かなりコアなファン向きかと思います。

『ロランの歌』は8世紀の史実に題材を採った英雄叙事詩。文字で読むと定型的な言い回しが多くてやや冗長に感じられるものの、合戦の場面などは平家物語を思わせるような高揚した調子があり、読み応えがあります。訳者の方も日本の軍記物を意識されたとか。個人的にはこれが一番良かったかな。

トルバドゥールの歌はかなりの数が収められているのですが、当時の空気を感じさせてくれる・・・という訳には行かず、流し読みしてしまいました。

『フランス中世文学集1 信仰と愛と』
新倉俊一ほか訳
白水社

光来る

Bフレッツが開通し、ようやくISDNとおさらば出来ました。駄目もとで部屋を見てもらったら、簡単な工事で大丈夫、とのことで。工事も設定も思いのほかあっさりと終了。さ~てこれで・・・とは言っても特に何かがしたい訳でもなく、あまり感動みたいなものはなかったり。これまで物凄くイライラしていたのが、イライラしなくなったというだけで(笑 それでもモニタの前で固まっていなくても済むのはありがたいです。

Dwarf

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ドワーフのヌード写真とか、どっかにないかしら?(ないって) 随分ごつくしたつもりだったんですけど、ダイエット中のドワーフみたいになってしまいました。何か食わせろ。

・・・むさくてすみません。