2006/03/25 Saturday
どうも特定の記事にスパムが寄せられる様なので、それらの記事だけ「コメントを受け付けない」設定にしてみたら、頂いたコメントも表示されなくなってしまうんですね。コメントくださった方、ごめんなさい。コメントそのものはちゃんと残っておりますので。
うーん、どうしたものか。
2006/03/25 Saturday
どうも特定の記事にスパムが寄せられる様なので、それらの記事だけ「コメントを受け付けない」設定にしてみたら、頂いたコメントも表示されなくなってしまうんですね。コメントくださった方、ごめんなさい。コメントそのものはちゃんと残っておりますので。
うーん、どうしたものか。
2006/03/21 Tuesday
1963年、ドン・チャフィー監督。
ギリシア神話をベースとした作品でゼウスをはじめとする神々なんかも登場しますが、普通に冒険ものとして観ても十分に楽しめます。主人公のイアソン(ジェイソン)が伝説の金羊毛を求め、仲間を集めて冒険に出るというお話。
特撮映画の傑作として有名だそうで、確かに素晴らしい出来です。今時のCG全開なビジュアルを想像してはいけませんが、下手にCGを乱発して興醒めしてしまう類のものよりよほど見ごたえがあります。序盤は割と地味で、展開とあいまって途中少々退屈してしまったのですけど、中盤以降話が盛り上がってくるのにあわせて特撮のレベルもアップ、クライマックスのスケルトン部隊との戦闘シーンには度肝を抜かれました。
出演陣も主人公の人は物凄~く地味ですが、ゼウスとかヘラクレスとか、良い味を出していたと思います。ちょっと間抜けな感じが素敵。一応のヒロインであるメディア役の人も綺麗でした。このメディアという女性、神話では非常に恐ろしいエピソードの持ち主です。イアソン達と共に船で逃げる際、父王等追っ手から逃れる為、あろうことか弟を殺して切り刻み、海にばら撒くという。さすがに映画ではごく当り障りのない終わり方になっていましたけどね。
2006/03/20 Monday
ここ数日、コメントスパムが急増してます。SereneBachは拒否IPの設定ができるんですけど、コメント2、3個毎にIPも変わっているようでIPで拒否しても根本的な解決にはなりそうにありません。とりあえず非公開に設定してちまちま手動で削除してるんですが、記事のアクセス数にも反映されてないみたいだし、一体どういうカラクリなんだか。
2006/03/19 Sunday
昨日、首だか肩だかの筋をちがえてしまいました。朝から妙に肩が凝るので腕を思い切り伸ばしてたら、「ピキッ」「ウッ!」・・・と。
首が動かなくなってしまいもう大変。うがいは出来ず目薬もさせず、昨夜は全く寝返りをうてずに半ば金縛り状態。今日は墓参りをパスしたものの机に向かってもさっぱりで、録画しっ放しだった番組を見たりとかDVDに焼いたりとか、グダグダでも出来るような事ばかりしておりました。
筋をおかしくするのは初めてではないのですけど、これほどひどいのは今までなかった気がする。バ○テリン塗ってすこ~し楽にはなったんですが・・・歳かのう。
2006/03/17 Friday
「ジェレイントとエニド」の6作目をアップしました('Not at my side.')。ジェレイントはエニドの涙を、彼女が自分以外の男に想いを寄せているものと誤解してしまいます。
「私が本当に力を失ってしまったのか、その目で確かめるといい」
こうして二人は旅に出ますが、ジェレイントはエニドに自分の前を行き、一言も話し掛けてはならぬと命じます。
以下、蛇足。
2006/03/14 Tuesday
図書館で借りてみました。改めて読むと案外新鮮。
グリム童話といえばお馴染みの話が多数ありますが、本書あとがきによると現在一般的に流布しているものは第七版で、その間子供向けとしてふさわしくない話を削除したり、加筆・修正が行われたそうです。で、この本には初版にしかない話を含めて30話余りが収録されています。
強烈だったのが「子供たちが屠殺ごっこをした話」。兄弟がごっこ遊びをしていて、肉屋役のお兄さんが豚役の弟を・・・てな話なんですが、怖いと言うかなんと言うか。実際似たような事件でもあったのかしらん。
ところで、本書には結構な数の挿絵も収録されています。ほとんどが知らない絵描きさんでしたが、私の好きなギュスターヴ・ドレの挿絵なんかも載ってたりしてちょっとびっくり。ドレ以外の挿絵もなかなか魅力的で、楽しめると思います。
2006/03/11 Saturday
2004年、ギリーズ・マッキノン監督。
スコットランド女王メアリーと、その息子でエリザベス女王の死後イギリス王位を継いだジェームズ1世(スコットランドではジェームズ6世)のお話。
なんと言うか、えらく冷めた視点で撮られているのが印象的でした。殺戮シーンだろうがベッドシーンだろうが、盛り上げるでもなくぼかすでもなく、淡々と繰り広げられます。それでいて展開には緊張感があり、なかなか楽しめました。
ところでこの作品、二人の主人公それぞれに焦点をあてた前後編に分かれているのですが、ほとんど別の作品と言ってよいくらい、作品内でのつながりはありません。まあいきなり後編だけ観ても訳がわからないとは思いますけど。前編にあった思わせぶりな台詞や行動、果ては登場人物そのものが、後編では見る影も無くなっていたのはちょいと残念ではありました。
ちなみにAmazonでは「ブリティッシュ・キングダム DVD-BOX」というセットで売っているようです。この内の「THE LION IN WINTER 冬のライオン」も大変面白かったんで欲しい気もするんですけど、如何せん高い・・・
2006/03/05 Sunday
同名の本を2種類。
エドマンド・スペンサー著:和田勇一・福田昇八訳:ちくま文庫(全4巻)
昨年来少しずつ読んでいたのをようやく読了。作者のエドマンド・スペンサーはシェイクスピアとほぼ同世代の詩人で、英国はエリザベス女王の治世です。物語は大きく六つのエピソードに分かれ、それぞれ主人公となる騎士が任務を果たすべく冒険を繰り広げます。
「むかしむかし・・・」という体裁をとってはいますが、「妖精の女王」とはすなわちエリザベス女王の事です。また、「身分ある人々に道徳的訓育を施すこと」がこの詩の主要な目的であると作者自ら語っているだけあって、おべっかや教訓臭が少々鼻につく面はあるものの、純粋に物語として読んでも十分楽しめるものだと思います。竜退治あり、お姫様救出あり、魔女やら黒騎士やら、神さまだってぞろぞろお出ましになるよ~ってな具合。そして主人公の騎士は冒険の過程で幾多の試練を経て「徳」を身に付けていく・・・訳者解説によれば「ファミコンゲームの格好の素材となっている」そうです(笑
訳は大変読みやすいものだと思います。注釈も親切。突然知らない名前が登場して何のこっちゃ、なんて事はありませんでした。
ウォルター・クレイン
こちらはウォルター・クレインによる挿絵集、いや独立したイラスト集と言った方がいいのかな。100点を超えるモノクロイラストが収録されています。本体を読む前に購入していたんですけど、少し眺めた程度でずっと本棚に眠っていたのでした。
改めて見るとこれが凄い凄い。一見しただけで、どの場面を描いたものかすぐわかる。膨大な登場人物を描き分け、画面全体を埋め尽くす描き込みに圧倒されます。装飾枠もそれぞれ違ったデザインになっているんですよ。しかも絵の内容とリンクするものだったりする。一体1枚あたりどれ位の時間で描いたんだろう・・・
2006/03/02 Thursday
岩波新書。中世から現代に到る各時代のロビン・フッド像を考察、紹介したもの。流し読みだったんですが、大変魅力的なイラストが紹介されていたのでメモ。
ハワード・パイル(1853-1911)
『ノッティンガム州の高名なるロビン・フッドの愉快な冒険』
絵本チックな作品のようで、絵と装飾と物語(文字)が見事に融合した緻密なペン画。いずれ要チェック。